
婚活が苦しいわけはどうしてなのだろう?
「正直もう結婚を諦めたい」と思うものの、「何年後かに後悔する日が来るか?結婚を諦めた後はどうなるんだろう?」などと、婚活をやめる選択を取った時の不安は、それはまたそれで苦しいですよね。今の気持ちは永遠じゃはないのだから、不安を減らすためには、期間の設定もよいですよ。結婚をしないという選択をしてもしなくても、自分の人生が続いていくのは同じです。「結婚をしない人生」にもやりがいや楽しさを感じられるかどうかは、自分次第ですけれど、今現在そういう見通しは自分にはあるのか?も考えてみてください。
結婚のように、人生を左右するような大きなことは、そうそう簡単に決められるものではないはずです。今のところは、「しばらく結婚のことはよこに置いておこう」と決めておくくらいがよいかな。「婚活が苦しい」「婚活を諦めてしまいたい」というのは今この瞬間の気持ちで、「もう結婚は諦めよう」と決めてみたところでいつかまた「やっぱり結婚したい」と思うようになるかもしれないです。いや、きっとなりますね。
「今はこう思っているけれど、気持ちは変わることもあるし」くらいに、なんとなく自分の気持ちを捉えて、特に決断をしないでおくのもよいですよ。結婚相談所であれば、休会をするという方法もありです。後悔が怖いならば、「とりあえず2か月、結婚相談所は休もう」と期限を決めれば、「10月に改めて考え直そう」と計画をすれば、今の不安は和らぎます。
人は、実際に目にするものより想像の方が無限
だから余計に想像は怖いのだそうです。お化けを実際見るのも怖いですが、机の下から濡れた髪の女が出てくるのではないか?とか想像をしたら、とてつもなく想像が広がって怖かったです私、子供の頃。そんなわけで、不安を少しでも小さくするため、期限付きの行動計画は有効です。果てしなく続く婚活は、不安に不安が重なってオーラ?雰囲気もよくなくなるかもしれないので。
この2か月は、お見合いを毎月5件は入れる。それでもし出会えなかったら、その時また考えて、期間を延ばすか休むか。などなど。今、何でも確定してしまおうとするから余計に辛いのだと思います。ゆるゆる宣言も時には必要です。そうは言ってられない!と思う人は、フル稼働で。
結婚相手を探すのが、こんなに苦しいのはなぜか?
人生のパートナーと生きる幸せを求めて相手を探す過程、婚活が、それほどまでに苦しくつらいと思うのはどうしてなのか。好きだと思える相手が一向に現れないからというのが、最大の理由かな。私自身、37~40歳の3年間、結婚相談所を2つ掛け持ちして婚活をしていたのですが、今のようにネット環境は整備されていないですし、そりゃそりゃ全てが遅かったです。そのうえ、私ときたら高望み。決まるはずないんですよね。
自分が、おしなべて条件がそろっている人を高望みではないと思い込んで婚活をしていて、当時の担当さんから「そういう人は、みなが申し込みするから田原さんにはめぐってこないのよ」と言われて「なるほど・・」と思ったものでした。
私が、今、会員のみんなに言っていることは、かつて自分が言われたことに他ならないんですよね。当時、私の担当さんは優しくて言葉も優しかったので、私は傷つきはしませんでしたが、大きな喪失感は味わいましたよ。
そっか・・・・私の望んでいる人は、私のことは望まないんだ。それを認めるのは悲しかったですね。でも、私は諦めなかった、いないなら止めようとは思わず、それならばそうであっても婚活しようと。
で、本題です。理想を下げようとは言いません。同じ意味かと思いますが、自分を認めようと言います。相手を下げるのではなく、自分を適正な位置までもっていくといいますか。そうすれば、おのずと目線が合う相手の中に未来の旦那さんがいるはずです。