
私の知り合いの奥さんの結婚の時のエピソードです。奥さんの方が「好き好き~」と追いかけていた男性から、けちょんけちょんにふられたり、付き合っていた男性に振り回されて疲れ果てていた、その時に関連会社の男性から誘われて、禿だしデブだし・・・と思いつつも、疲れ果てていた奥さんの(当時は奥さんじゃないけれど)気持ちを癒してくれる彼に対して「この人でもういいや~」で、結婚。今、子供二人。
私は、その話を聞いた時に「奥さん、正解!!」っておもわず言ってしまいました。平常心だといい人を見過ごすから。疲れた心を癒してくれるいい人を。元気だと「まだまだ自分行けるわ、頑張るわ、この程度の人では手を打てないわ」となると思いますからね。
とはいえ、焦りのあまりで平常心をなくした場合は、見下されますから余計におかしな男にひっかかります。つまり・・・健全な気持ちできちんと見極めたいのはいいのですが、心が元気だと元気なものだから、「何もこの人で決めなくっても」って、スルーしてしまうんですが、人間いつもいつも心が安定して元気なわけじゃないですからね。
落ち込んだ時、苦しいときに支えになってくれる人って、辛い状況の時の方が分かりやすいです。だから、案外、疲れたときに決めるっていう方法もありだな~って思うんですよね。私も疲れ果てていた時に夫に自分からプロポーズしたような。
結婚がしたいのに出来ないと、だんだん考えすぎて「そもそも結婚って何??しないといけないのも?」と思ったりしてしまいます。私は、会員からたまにそう聞かれると「結婚とは、しあわせだ」と答えます。理屈も理由もない。私は、そう思っているからそうってだけですね。理想の相手の条件を並べて、そんな人と結婚することを夢見ていたけれど、焦りが増してくると、心のどこかで、「もう何でもいいから適度に条件が合っていれば誰でもいいから結婚したい!」と思ったりしました、婚活時代。
相手=人と結婚するのではなく・・・
結婚と結婚したい・・・
という感覚になっていました。それで決めた最初の相手とは、40日同居して出戻り。籍をいれていなかったのでバツ一にはならずに済みました。ほっ。結婚と結婚するんじゃない、ちゃんと向き合った生身の人間と結婚する。どうか私のように焦っている婚活女性たち、ここは、間違えないで下さいね。焦ると魅力がなくなるそうです。私も焦っていたからもてなかったなぁ、婚活時代。