
例えば、相手の年齢を聞きたいとき。お見合いでは、それは知っていることだからないですが、どこかで出会って、同性でも私は「おいくつですか?」とか「何歳?」って聞きません。「私、52歳なの。仲人やっててね」って、まずは、自分のことを言います。
すると、相手は自分のことを言う人は「私は、40歳です。もしかして同じヘビ年??」とか言ってきます。かたくなに自分の年齢のことなどを言いたくない人は、ここで言いません。だから、自分のことを言って返ってきた方は聞かなくても分かるし、返ってこなかった人にはもうそれ以上は聞かないんですね。
初対面で、相手がどういう人か、自己開示はあまりしたくない人かどうかが分からない時には、そうしています。自分が自己開示してから相手にゆだねるんです。
「おいくつですか?」と別に無理くり聞いているわけではないけれど、北風と太陽の話に例えると、聞かれることさえ嫌な人にとっては、結構切り込まれた感。でも、太陽が照して暑くて自分から衣服を脱ぐように・・私が自分のことをまず言うのであれば、相手の意思に任せられるのかなって思っています。そして、まずは、自分のことを開示するのは、相手に安心感を与えると思います。自分のことはかくして人のことばかり聞くと詮索好きににも感じますかね。
この会話方法は、お見合いでも使えると思います。基本、お見合いは自己開示しないと始まらないものですが、まずは聞きたいことは、それは自分が言う、「I AM~~」です。