
例えば、占い結果が、こうだった時。「彼のことは止めたほうがいい」と言われて「嫌だ」と自分の心が叫んだら、自分はこの恋を止めたくないってことだから止めなければいいと思います。「彼は止めなさい」と言われてほっとしたなら、もう疲れているのだから止めればいいんじゃないかな。
「結婚できない、一生独身でしょう」と言われてがっくりきたら、結婚したいんだから婚活をすればいいんです。「結婚できない、一生独身です」と言われて気が軽くなったのならば、それが自分の本音、婚活なんかやめておひとり様をまっすぐ行けばいいわけですね。
じゃあ、占いなんか行く必要ないじゃないか!って話なんですよね。そうなんです、本当の本当は。けれど、人って時々迷路に迷い込むし、自分で自分の思いがわからなくなったりしますよね。弱い面もありますもん。そんな時、背中を押してもらう、答え合わせをする、というくらいの気持ちでいいと思うんです。
それで、考えていたことをやっぱりやろうと決めるか、自信がないからやめたかったけど、もったいないかなと思っている時にやめたらいいと言われたら止めれる、すっきりと。そんな感じで、やめたいのに占いでやるといいと言われて、やりたくないのにやるというのは、占いに依存していることになると思うのです。私の意見であって、占いの通りにやりたい人もいるでしょうが、いやいややってもきっといい結果はでないですからね。
真面目に占いをしている占い師さんは、占いに踊らされてはいけない、1つの選択肢としてとか参考にしてと言います。言い切りタイプの人もいますが、それで、その人の人生が決定的になるような場面で言っては、大変なことになるのと、やるやらないは、やはり本人次第と思っているのではないかな。
占いは、このように自分の気持ちを量るツールとして使うのもいいと思います。そして、出た結果は、あまり関係なく、自分がなりたい自分へ運命は、自分で切り開いていくのが人生の醍醐味ではないでしょうかね。