
「人間は考える葦である」フランスの思想家にして自然科学者パスカル(1623~1662)の言葉です。私は、この言葉が好きです。
「人間は ひとくさの 葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。 だが、それは考える葦である。(中略)たとえ宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢を知っているからである。宇宙は何も知らない。だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある」(パンセより)
婚活を絡めた私の解釈は、人は、葦のように弱い、でも、葦と違うのは考えることができるところ。弱いけれど、考えることで賢く人生を切り開こう。どうにもならない現実に心が弱くなって悲しくなることも沢山あるけれど、風にしなって元に戻る葦のように、柔軟に対応して生きて行こう。
自分の希望ばかりを追求しても結婚相手は現れない。周りにいる人に自分を合わせていく、受け入れる柔軟性を持とう。