
勘違いさんのことをファンタジーと言うそうです
心理学用語で、勘違いさんのことをファンタジーと言うそうです。心理学のカウンセラーさんから聞きました。私は、勘違いさんになりたい、根拠のないあの自信、羨ましいとさえ思ったことがあります、婚活時代に。でも、勘違いは、やっぱり勘違いでしかありません。ですから、今は、ファンタジー人間にはなりたくないです。
「俺は、仕事もできるし部下からも慕われている」と思っている男性社員がいたとします。実際は、部下からは嫌われているのですが、本人は感違いをしている場合とはこうです。
想いが実現するならば、「俺は、部下から慕われている」と思い込んでいれば、そういう事実になるはず・・・・ですよね??でも、部下から慕われているという思い込み(勘違いで)と同時に、部下から嫌われる考えを行動としてやっているわけです。
例えば、遅刻が多いとか、他の管理職の悪口ばかり飲み会で言うとか。これは、こういうことをすると信用をなくすとか嫌われると、あえて思ってやっているわけではないですが、こういう行動をするということは、先にそういうことをやってしまう安易な思考があるからです。その思考は、「遅刻くらい構わないさ、ははは」ですが、これは「俺は部下に慕われている」という感違いとは相いれない思考=行動であり、この思考と行動が、部下から嫌われる事実を作っているのです。
想いって、あえて考えたものじゃないところにも行動の前に想いがあるので、その思いは現実化するんですね。祈ったりしたことばかりが想いではないんです。
みなさんの婚活がうまく作用していないと感じたら、自分の思考と行動を第三者の目で見直してみてください。
どんなに「素敵な人と結婚が決まりつつあります」と紙に書いて壁に貼って眺めていても、それに相反する思考と行動をしていたら、いい人とは出会えないのです。例えば、その紙を眺めながら、スゥエットの上下で髪ぼさぼさで、ポテチ食べながら家でごろごろして太っていたら・・・。
自分を棚上げして、理想ばかり言っていたら?
決意を紙に書いて貼って眺めることで、綺麗になろうとか痩せようという意識が高まらなくては、白紙の紙を貼っているのと同じです。
あなたは、ファンタジーになっていませんか?