
学問に王道はなしというように婚活にも王道はない
「学問に王道はなし」と言いますよね。地道にコツコツと勉強を積み上げていって、知識となるということです。婚活にも王道はないですし、人生にもきっとないんでしょう。英語の勉強が、プラクティス、プラクティス、プラクティスだったら、婚活は、会うこと、会うこと、会うこと。でしょうか。ただ婚活が勉強と違う最大の難関は、相手があって決まるものだから、自分の努力だけではどうにもならないですね。相手が自分を好きになってくれるかは、努力と比例しないでしょう。
だから、難しさは勉強以上、何百倍にもなるし、逆に簡単に決まる人にとっては簡単です。婚活に王道はあるよ~って感じの人も中には少ないけれどいると思います。けれど、そういう方も幼い時から身に着けた魅力とか、それはやはり1日で身に着いたのではないのではないでしょうか。
でも、どうやったら結婚できるかって、こうしたら絶対ってことはなく、まずは会うことです。その会うことがままならない方は、選ぶ相手を変えること。それには、厳しいけれど、今の自分の正しい立ち位置を知ることです。高望みをしたり申し込みを片っ端から断っていたら会うまでいけません。会っても相手の悪いとこ探しをする癖がある人、いいところを見る自分にまずは変わらないといけないですね。
まずは、自分を知り、自分を改善して、申し込んで沢山会って、相手のいいところにフォーカスするのです。だから、婚活には王道はないんです。
どうしたらこの人って人と会えるの?
誰と会っても気にいらないと、「どうしたらこの人って人と会えるの?」と悲しくなってきます。答えは、自分を変えること、それだけです。それが、そして一番難しいのでしょう。私も婚活時代、なかなか分かれなかったんです。自分が、点数つけると40点くらいの女であるとは、悲しくて認められなかったんですよね。
うまくいく人は、「どうしたらこの人って人と会えるの?」こういう質問を投げかけなくてもうまくいっているんです。うまくいかない人がこういう質問をする。となれば、自分がいいと思う相手が自分を選んでくれない事実を受け止めなくてはならないんですよね。
自分が変わることもせずに高望みを続けていたら、永遠に結婚相手は見つからないんですよね。ないものを数えるのではなく、あるものを数える。相手のいいところを数えるのです。とてもシンプルなことです。
私は、無意識に自分の中の理想のハードルを下げる方法を会員へ言っています。ここではかけないですが、面談でお話ししていますよ。実行してくれた方、実行するつもりじゃなかったけど、結果あった方たちで、それが分かった方は、ある日はっと気づきます。ハードルさがっていることに。それで、成婚は何人もいます。
そして、見方をかえることも大事。すごく気に入ってスタートしていない相手の方が、自分をよく見せようとしないだけ素の自分で接することができて、楽です。
独りの人生を楽しく生きる方へシフトするのも大有りです
しかし、そんなにまでして結婚しなくてもいいという結論に達した方は、独りの人生を楽しく生きる方へシフトするのも大有りです。自分を押し殺してまでしてもいい結果はないと思います。独りで生きる決意ができるのも婚活をしたからこそです。何もかも自分にとって有益なんですよね。
しかしながら、結婚相談所での婚活3年の末、やっと結婚した私は、そんなにまでものことをしてでも結婚して良かったなと思っています。そんなにまでしても絶対に結婚したかったんです。そこには、1人で生きていく老後が恐怖であるという危機感が半端なくあったせいだと思います。
それは、旦那さんに依存して生きたいという発想ではなくて、自分に3億円の貯金があっても、食べるのも何も困らなくても、1人ぽっちが嫌だったのです。時に、人は、恐怖におののくのも行動の原動力になるのだと思いました。